カルテを作成する理由は、「履歴」を作る事です。

その日のスタイルや薬剤は勿論、好みや悩みもしっかり記入します。
なぜなら、その人を知りたい、理解したいから、そして次回もっとよくしたいからです。

ヘアスタイルは生活の一部。
「顔を色彩るフレーム」のようなものです。
外出する際、自信を持って元気に出発して欲しい。
そのフレームをデザインする上で必要な情報を全て書き込みのが「カルテ」。
「髪質と薬剤」「好みと気分」そして「どうありたい」か「何が似合うか」。
髪質も色々、薬剤の作用も様々、好みや気分も時節で変わったりします。

その時その時の「履歴」を書き留めておく事で、その人がより見えてきます。
「似合うフレーム」をデザインするにあたって、今までの「履歴」は重要なモノに。
「履歴」の厚さが1cmの方もいます。

カルテを通して「歴史」がわかり、そして現在・未来を「らしく」「最適」にする為の大切なデータです。
入学・卒業・就職・結婚・出産・・・etc、人生が変わる度にヘアスタイルも変わります。
勿論、髪質や条件や好みも変わります。
その「履歴」が「カルテ」です。

「履歴」が増えれば増えるほど、髪の性格も分かります。
性格が分かれば、最適がわかります。

これらをもとして「今1番」を作りましょう。

全員に同じサービスをするのではなく、例えば「右利きのお客様には右に、左利きのお客様には左側にドリンクを置く」などひとりひとりのパーソナルな面に合った行動を取れる美容室でありたい、と思っております。

全体に同じサービスを考えることはすぐにできますが、ひとりひとりに合わせて満足度を高めていくということには追求の余地が豊富にあります。今後もお客様に「来てよかった」という気持ちになって頂けるようupacaraは工夫をし続けております。

接客だけでなく、技術でのおもてなしにも勿論力を入れております。

シャンプーやヘッドスパなど直接的にお客様に「気持ちいい」と感じて頂けることはもちろんですが、カットやカラーをしながらもお客様に「心地よさ」を感じてもらえる方法はないか？と常日頃模索中です。